「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[演奏会]樫本大進 ヴァイオリンリサイタル

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樫本大進 ヴァイオリンリサイタル
 Kitara、2010年3月2日(火)19:00

 ドイツ在住のヴァイオリニスト、樫本大進(かしもとだいしん)さんが、世界でもトップクラスのオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに内定しました。就任内定を記念したリサイタルが、札幌コンサートホールKitaraで開かれます。
 ベルリン・フィルには3人のコンサートマスターがいますが、そのうちのひとり、安永徹さんが3月に退任となったため、後任候補を募集、集まったヴァイオリニストの中から、世界第一線級のソリスト数人が最終候補として残り、審査を受けていました。このほど、樫本大進さんに内定が決まったということです。
 樫本さんは今後、約1年のあいだ、試用期間としてベルリン・フィルコンサートマスターとして演奏し、団員の3分の2以上の賛成を得た後に正式な契約を結ぶことになります。ベルリン・フィルの日本人奏者には、ほかに首席ヴィオラ奏者の清水直子さんがいます。

 樫本大進さんは1979年3月27日、ロンドンに誕生。3歳からヴァイオリンを恵藤久美子氏に習い、7歳からはジュリアード音楽院プレカレッジに入学して、田中直子氏に師事しています。1990年、11歳の時にはドイツのリューベックで名匠ザハール・ブロン氏に師事し、バッハ・ジュニア音楽コンクール第1位獲得。翌年には、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール ジュニア部門第3位獲得。1993年、14歳の時には、メニューイン国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門第1位、翌年、ケルン国際ヴァイオリン・コンクール第1位。そして1996年、17歳のときにロン・ティボー国際音楽コンクールとフリッツ・クライスラー国際音楽コンクールの両方で優勝します。翌年にはリューベック音楽院に入学、その後、フライブルク音楽院ではライナー・クスマウル氏に師事し、さらに研鑽を重ね、2005年には音楽院を修了し、現在は、ドイツを拠点にソリストとして活躍しています。

★「観るだけ美術部員」のつぶやき
 ベルリン・フィルは、ウィーン・フィルなどと共に、世界に名だたるオーケストラのひとつです。そのコンサート・マスターが、札幌で演奏会を開く-なんと画期的なことでしょう。演奏曲は、わたしのよく知らない曲なのが残念ですが、ぜひ行ってみる価値はある演奏会です。

★Kitara HP
http://www.kitara-sapporo.or.jp/event/?p=6796

樫本大進 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AB%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%80%B2

樫本大進さんの就任内定を報じる記事(産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090724/msc0907241941004-n1.htm
あしたはきょうよりもっといい日。