「観るだけ美術部」部長のブログ

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[建築物]★大坂城 南外堀(大阪市)

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(手前に見えるのが南外堀。石垣の隅に、隅櫓が連結して建っていました)

大坂城 南外堀(大阪市
 大坂城二の丸の南側に位置する外堀部分で、西側が大手口、東側が玉造口です。石垣の総延長はおよそ2km、外堀の最大幅はおよそ75mあり、寛永5年(1628年)、徳川幕府による大坂城第3期再築工事により、豊臣時代大坂城の堀跡に改めて石垣が築造されました。幕府の命令によって動員された大名は、肥前佐賀藩鍋島家、加賀金沢藩前田家、因幡鳥取藩池田家、筑前福岡藩黒田家など57家。内側の石垣上には東から、「一番櫓」から「七番櫓」まで7棟の隅櫓が建造されました。しかし、これらの隅櫓は戊辰戦争の大火によって四番櫓、五番櫓、七番櫓が焼失、さらに太平洋戦争の大阪大空襲により二番櫓、三番櫓を大破してしまったため、現在は「一番櫓」と「六番櫓」のみが残されています。一番櫓から七番櫓までは白壁で繋がっていたため、壮観な眺めだったことでしょう。

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(現存する「六番櫓」で、寛永5年(1628年)の建築。重要文化財

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

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