「観るだけ美術部」部長のブログ

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[道外展]★ブリューゲル展

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ピーテル・ブリューゲル2世 『野外での婚礼の踊り』、1610年ごろ、個人蔵)

ブリューゲル展 画家一族150年の系譜
 東京都美術館、2018年1月21日(火)-4月1日(日)
(WEBサイト→)http://www.ntv.co.jp/brueghel/(公式HP)

 16、17世紀のヨーロッパにおいてもっとも影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした。この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。
 父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世。父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世。そして、ヤン2世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。
 本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示になります。

なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、東京都美術館さま(HP)よりお借りしました。
 
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