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[特別展]★日本製鋼所室蘭製作所 創立110周年記念 収蔵作品展


日本製鋼所室蘭製作所 創立110周年記念 収蔵作品展
 室蘭市民美術館、2017年11月21日(火)-11月26日(日)
(WEBサイト→)http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=43085(『室蘭民報』記事)

 「日本製鋼所室蘭製作所の創立110周年を記念した所蔵作品展が今月21~26日(24日は休館)、室蘭市幸町の市民美術館で開かれる。初めて一般公開される伊藤博文後藤新平、徳川頼倫の書をはじめ、中央画壇や室蘭地方で活躍した作家の絵画など歴史的にも貴重な26点が展示される。入場無料で、多くの市民の来場を呼び掛けている。
 同製作所は1日に創立110周年の節目を迎えた。所蔵作品展は2007年(平成19年)の100周年に続く開催。書や油彩、ブロンズ像や「初代社章」などが披露される。
 今回初めて公開される作品の一つに1909年(明治42年)の伊藤博文の書「日本製鋼所」(額装込みで縦76センチ、横272センチ)がある。当時、韓国の皇太子に随行して同製作所を訪れた際に書かれたものという。
 もう1点は同年の後藤新平の書「日本製鋼所」(同縦73センチ、横227センチ)。後藤は明治から昭和初期にかけて活躍した政治家。医師から内務官僚、満鉄総裁、東京市長などを務め、関東大震災後の東京復興計画に手腕を振るった。
 3点目は1920年(大正9年)の徳川頼倫の書「信国之至宝」(同縦216センチ、横55センチ)。頼倫は明治から大正にかけての政治家、実業家で、紀州徳川家第15代当主。
 このほか、絵画は野口弥太郎の「工場の街」や今関一馬の「人と鋼と螺旋(らせん)と」、岩船修三の「山麓」、上野山清貢の「鰊(ニシン)」、佐久間恭子の「日鋼室蘭」、熊谷善正の「海から見た日鋼」、書は後藤象二郎の「七言絶句」などが展示される。
 同館の工藤善蔵館長は「普段は目にすることができない貴重な作品ばかりです。美術ファンなどに必見です」とアピールしている。」(『室蘭民報』2017年11月2日の記事より抜粋)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、『室蘭民報』さまよりお借りしました。

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