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[特別展]★国立オルセー美術館公式認定 至宝のリマスターアート展 高精彩技術が織りなす美と感動

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クロード・モネ 『日傘の女(左向き)』、オルセー美術館

★国立オルセー美術館公式認定 至宝のリマスターアート展 高精彩技術が織りなす美と感動
 大丸札幌店、2017年4月26日(水)-5月8日(月)

 「印象派の殿堂」として世界的にも名高いパリ、オルセー美術館。ここは、印象派の名画と共に、他にもアカデミスム、写実主義象徴主義、ポスト印象派ナビ派、フォービスム、アールヌーボーと多岐にわたるコレクションを有しています。19世紀のパリは、産業革命以降の技術革新や近代化、万博開催などが相俟って、社会が大きく変貌し、芸術の分野もルネサンス以来最大の変革期を迎え、新しい絵画が次々と生まれた時代でした。その中からこれらの名品が生まれたのです。
 本展では、パリの劇的に進化していく様を一望しうる稀有なアーカイブであるオルセー美術館の名品中の名品ともいわれる傑作60点を、オルセー美術館公認の世界最高峰ともいえる超高精密な画像技術によりリマスターアートとして復元し、その美と感動を再現し一堂に展覧するものです。
 それらは単なる複製画ではなく、最先端デジタル画像処理技術により、色相、彩度、明度に加え、3Dの質感再現を含めた統合的な画像処理を行い、さらにはオルセー美術館内で学芸員と共に綿密に検討しながら、限りなく原画に忠実な色彩を実現しています。また、ライトで照らしながらルーペでその細部まで迫真の筆触を感じ取っていただいたり、写真撮影をしていただいたり、リマスターアートならではの観賞もお楽しみいただけます。
 本展覧会で使用されているリマスターアートは、全国の中学校や高校にて「オルーセースクールミュージアム」という名称でも提供されています。これは、「こどもが自然に芸術に触れられる機会の創出」「芸術を身近にする垣根の低い芸術鑑賞の場の提供」などを目的として、教育アートプログラムの一環として2015年から行われています。スクールミュージアムについては、北海道での開催を予定しておらず、本展覧会については、スクールミュージアムのような、教育的は側面も担う展覧会となります。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、大丸札幌店さま(HP)よりお借りしました。展覧会は百貨店で開催されるものですが、本展は入場料を徴取して行われるものであることから、公的な展覧会と同等のものであるとの判断から、画像転載を行っております。

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