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[列車旅]★法亀寺(ほうきじ)のしだれ桜

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(北海道ではたいへん珍しいしだれ桜。枝ぶりもよく、見応えがあります)

★法亀寺(ほうきじ)のしだれ桜
 道南法亀寺(ほうきじ)の境内に植えられているいわゆる「一本桜」は、北海道ではたいへん珍しい、推定樹齢340年以上と言われる見事なしだれ桜です。15mもの樹高は北海道内最大級。1本だけですが、これほど巨大で見事なしだれ桜は北海道では見たことがありません。その姿はとても美しく感動ものです。 
 法亀寺は1849年(嘉永2年)篤信家・中村金兵衛の願いで、箱館・実行寺第15世金子日能師が、大野村東下町に法亀庵(法起寺)として許可されたのが始まりとされています。
 しだれ桜は、幹が縦に裂け、枝が垂れるさくらで、バラ科に属し、別名イトザクラとも言います。庭木または盆栽として鑑賞する落葉高木。ウバヒガンの一変種で特に紅色の濃いものをベニヒガンとして区別し、そのほか多くの園芸品種があります。福島県三春町の「滝桜」は、天然記念物として有名です。また、京都祇園のさくらもしだれ桜ですね。
 北海道でこれほど大きく育ったしだれ桜は大変珍しく、近隣に見られない桜ということで、遠くから花見に訪れる人も多いとか。枝ぶりもよく、地面近くにまで垂れ下がった枝には小さな花がびっしりとついています。
 実は2005年までは老朽化のために花が減ってきていたそうです。そこで、2006年に造園業者により改良してもらい、見事なしだれ桜が戻ったとか。とはいえ、その後2009年春には野鳥・ウソに食べられ、ほぼ壊滅状態になったことで花が見られなかったらしいです。2010年には元に戻っています。
 2016年5月にバスツアーにて、家族と鑑賞してきます。楽しみ(^^♪

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、はこぶら(函館市公式観光情報)さま(HP)よりお借りしました。

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