「観るだけ美術部」部長のブログ

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[レトロ宿]★温泉旅館矢野(松前町)



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(白壁の風格ある建物。城下町によく溶け込みます)

★温泉旅館矢野(松前町)
(WEBサイト→)http://www.matsumae-yano.com/(公式HP)

 松前町で宿泊するといえば、こちらの温泉旅館が最初に出てくるでしょう。松前に行くのは、たいてい桜の季節、4月下旬から5月上旬にかけて。バタバタと訪れて帰っていくというのが定番です。しかし、それではもったいない。松前町は言わずと知れた、北海道で唯一の城下町です。桜はもちろん有名ですが、ぼくは新緑の時期や、せみの泣き音が止まない盛夏など、ほんとうにいいと思っています。また、この時期は観光客もまばらなため、寺町周辺をゆっくり巡れるのも好きです。料金も、桜の時期は12,000円ほどもするので、時期を外して宿泊するとよいと思います。ビジネスプランというのもあり(6,000円程度)、こちらで十分満足できます。

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(郷土資料館のようなロビー。カウンターの背後には松前屏風(複製)が飾られています)

 さて、こちらの「温泉旅館矢野」さんは、1951年(昭和26年)創業。松前で一番古い旅館です。まず驚くのが、ロビーに設けられた松前藩ゆかりの品々。まるで、骨董の展示コーナーは郷土資料館ようです。古さの中にロマンの香りが漂うロビーです。
 客室も落ち着いた雰囲気。窓から、松前城址を望むこともできます。また、こちらの旅館には温泉もあり、長旅の疲れをゆっくり取ることもできます。

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(藩主料理。アワビごはんなど、どれもが贅沢。食べてみたい!)

 こちらの旅館では、松前藩主第14代藩主、松前徳廣の婚礼の祝膳を参考にし、現代の人の口に合う様に仕上げた名物料理「藩主料理」(3,240円)があります。お昼食の御膳としてお勧めです。

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