(旭川サンホテルさんは、現在改装中。玄関横に、この鋳像は置かれています)
★旭川サンホテルさんに所蔵されている鋳像について
(WEBサイト→)http://asahikawa-sunhotel.com/(旭川サンホテル 公式HP)
5月下旬に、「観るだけ美術部長」が旭川に泊まりました。宿泊したホテルは、「旭川サンホテル」というところだったのですが、そのエントランスに、こちらの鋳像が置かれておりました。支配人さんに聞いてみても、「この鋳像は、もうかれこれ30年もここにあるんですよ。何かのレプリカと思います。価値の高いものではないと思います」とのことでした。しかし、平和買物公園に展示されているような鋳像と比べてもそん色なく思いますし、こちらの旭川サンホテルさんも美術への造詣に深いホテルさんであることから、なにかある、と思いました。
(鋳像の台座には、はっきり「1981 M.Tと刻まれており、しっかりした作品であることがわかる)
翌日、よくよく見てみると、「1981 M.T」とサインが彫られているではありませんか。レプリカにサインを入れるというのは、あまり聞きません。そのことも支配人さんに話し、ぼくは旭川を後にしたのですが、のちほど支配人さんからご丁寧に連絡をいただきました。その後気になって、旭川市彫刻美術館さまの学芸員さんにも調べてもらったそうです。結果としては、まだわからないけれども、これからも調べていただけることになりました。
「M.T」というイニシャルで、旭川にもゆかりの作家さんとしては、三木俊治さん(M.T)くらいしか思い浮かびません。常盤公園にも収蔵作品がありますね。三木さんは鋳像も制作されていたこともあるそうですから、調べが進んでいくのを願うばかりです。(2015.6.24)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、観るだけ美術部長みずからが撮影したものです。
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