「観るだけ美術部」部長のブログ

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[レトロ宿]★江別温泉 富士屋旅館(江別市)

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(画像右側の看板に「富士屋旅館」と書かれています。昭和な雰囲気の商店街なのが素敵!)

★江別温泉 富士屋旅館(江別市
 7月11日(土)12日(日)にも、放送大学の面接授業(スクーリング)があり、またまた北大のキャンパスにある放送大学棟に行きました。そしてこのときも例にもれず、札幌市内のホテルが満室(いったい、どうなっているのだ?)。困った顔をしつつ、じつは嬉々として、趣味でもある「レトロ宿(ぼろ宿!?)」探しを始めました。札幌市内には、ほんとうに泊まるところがなかったので、今回はちょっと足を延ばして、江別市まで出てきました。江別市は、札幌のベッドタウンとして、人口12万人を越える大都市なのですが、大麻地区や野幌地区が新興住宅街だったり、学園都市だったりして、人口が集中しています。いっぽう、今回紹介する江別駅の周辺は、どこか懐かしさを感じさせるような雰囲気です(江別駅周辺は、江別発祥の地。母なる大河石狩川と、豊平川とが合流する場所という水運に恵まれた町で、古い町並みがいまでも残っています)。
 ここで紹介する「江別温泉 富士屋旅館」さんは、JR江別駅から歩いて1分。創業年代を昭和初期にまで遡ることができるという、筋金入りの老舗「レトロ宿」です。駅からの近さからも、かつては商人宿として繁盛していたことがわかります。いまは建設業などの仕事関係の皆さんが多いほか、中高生・大学生などの合宿などにも使われているようです。ぼくが宿泊した時も、すべての部屋が満室になっていました。けっこう繁盛していました。

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江別市は都会なイメージでしたが、こういうところもあるのですね。昭和初期創業の老舗温泉旅館です)
 
 こちらの旅館には、なんと「天然温泉」が湧いているのです!宿泊客は、もちろん無料で入浴できます。江別駅のすぐ近くに温泉が湧いているって、知っていましたか?温泉の利用は、始めは宿泊客のみであったのですが、現在は日帰り入浴も受けているそうです(日帰り入浴は可能ですが、料金は1,800円だそうです。これは高い。温泉を利用するなら、宿泊したほうがいいですね)。建物は3階建てで、男女別の浴室は、こじんまりとしたタイル貼りの内湯1つのみ。浴槽には2-3人が入浴できるくらいかな。洗い場は、男性浴場には6つありました。地下1300mから湧出する茶褐色を帯びたお湯は、ぬるぬるしています。重曹を含むナトリウム塩化水素塩泉で、これを加熱利用しています。かつて温泉は近くの銭湯2件にも分湯していたらしいのですが、ともに廃業してしまったため、現在は線路沿いの老人ケア施設のみに分湯しているようです。
 観るだけ美術部長では、7月10日(金)に、1泊朝食付きで6,250円で宿泊させてもらいました。仕事が立て込んでしまって、旅館へのチェックインが22時30分ごろになってしまったにも関わらず、玄関の明かりをつけて待ってくれていました。遅い時間だったにも関わらず、女将さんは優しい笑顔で応対してくれて、心が救われる思いがしました。夜遅い時間だったので、旅館にうまく着けるか不安だったのですが、その明りを見て、ほっとしたのを覚えています。案内された客室も綺麗に掃除されていて、とても好感が持てました。綺麗なお部屋と、気持ちいい温泉と、優しいフタッフさん。このほかに何を求めようと言うのでしょう。ぼくは大満足して、翌朝、北大の放送大学棟に出かけることができました。(2015年7月10日、現状を確認)

↓「江別温泉富士屋旅館」さんの公式HP


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(浴槽はこじんまりとしていますが、気持ちよかったですよ)

 またお世話になりたいな、と思わせるような旅館でした。ほんとうに、こちらの旅館さんはお勧めです。また、伺います。

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