「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[特別展]★戦没画学生「生命(いのち)の絵」 無言館所蔵作品展

イメージ 1
(興梠 武 『編み物をする婦人』、油彩、制作年不詳)
 
★戦没画学生「生命(いのち)の絵」 無言館所蔵作品展
 北海道立旭川美術館、2014年2月16日(日)-4月6日(日)
 
 戦地へ赴き、命を落とした画学生たちによって描かれた作品を集めた「戦没画学生 生命(いのち)の絵展」が開かれています。今回の展覧会では長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」が所蔵する作品の中から、45人、170点近くの作品を展示しています。淡いピンクの服を着たおさげ髪の妹の姿、大好きなふるさと温海の壮観な風景、今にも動き出しそうな生き生きとしたキジ。画学生たちは、愛する人や慣れ親しんだ景色を慈しむように絵におさめ、生きた証を残しました。出征ぎりぎりまで絵筆を握り、「せめてこの絵具を全部使い切ってから征きたい」と描かれた作品は、見る者に多くを語りかけます。無言館の館主、窪島誠一郎さんは、画家の野見山暁治さんの協力を得て、全国各地の遺族を訪ね歩いて絵を集めました。これらの作品は戦後60年あまりを経ているものも多く、損傷も激しいため、全国巡回展はおそらくこれが最後であろうとも言われています。
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ(文字をクリック)
あしたはきょうよりもっといい日。