(西村計雄 『木蓮とハト』、1987年)
★西村計雄 和菓子色の世界展
西村計雄記念美術館、2013年10月18日(金)-2014年3月9日(日)
「日本のお菓子の色だ!」ピカソを育てた画商として知られるカーンワイラーが、日本人画家・西村計雄の作品を観て、そう評したと言います。色彩表現に焦点を当てた企画展。「私は父親に感謝しましたよ。父親が和菓子屋で、私はそれを見て育ったんだもの」西村は和菓子職人の父を持ち、ピカソを育てた画商カーンワイラーが、中間色を多く用いた柔らかな色使いを和菓子色と表現したのです。本展では計86作品が並び、和菓子の世界同様、四季の移ろいを色彩とモチーフの組み合わせで描いた作風が感じられる展覧会となっています。水仙、ボタンなど、和菓子の題材に使われる草花や文様を描いた作品のコーナーもあります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、西村計雄記念美術館さま(HP)よりお借りしました。
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