芦別市星の降る里百年記念館、２０１３年１２月１日（日）－２０１４年１月２６日（日）
２０１３年１１月１０日で開通１００年を迎えたＪＲ根室線の滝川―富良野間（５４・６キロ）にちなんだ記念展。大正から昭和にかけての駅舎や鉄路の写真、旧国鉄時代の保線作業員のメモ帳など、貴重な史料約１４０点を展示します。滝川―富良野間は、炭鉱開発や木材、農産物の輸送を目的に１９１１年（明治４４年）に建設が始まり、２年後の１３年（大正２年）に完成。滝川―富良野間の開通で、これまで旭川経由だった道央と道東が直接結ばれ、１９８１年の石勝線開業まで道内輸送の大動脈の役割を担いました。記念展では、大正時代の滝川や赤平、芦別の駅舎の写真のほか、百年記念館が所蔵する昭和２０年代の時刻表や旧国鉄時代の機関車乗務員の作業服などを集めて展示。展示品には、旧国鉄時代の保線区の作業員が携帯していたメモ帳も。作業手順や異常を発見した場合の連絡先などが小さな文字でびっしりと書き込まれたページから、鉄路を守る保線区員の使命感が伝わってくる内容となっています。
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