「観るだけ美術部」部長のブログ

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[旧車輌]★キハ82系1号機気動車

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(由緒ある、キハ82系気動車の1号機。ヘッドマークの『北海』の文字が泣ける!)
 
★キハ82系1号機気動車小樽市総合博物館にて静態保存)
 キハ82系は、キハ81系の次に開発された80系気動車ディーゼルカー)の貫通型先頭車です。特急『おおぞら』のほか、『白鳥』『つばさ』『ひばり』『まつかぜ』『かもめ』『みどり』『へいわ』などが、こちらのキハ82系でした。なかでも『白鳥』の青森編成は、全区間で1,000kmを超え、国鉄の昼行特急としては日本の最長距離列車となりました。
 こちらの気動車は、『おおぞら』のほか、『おおとり』『北斗』『北海』『オホーツク』など、北海道の幹線を駆け抜けたキハ82系の、記念すべき栄えある1号機です。最高時速は100km/hでした。なお、『キハ』の『キ』は『気動車』という意味で、『ハ』は『普通車(1960年まで三等、以後1969年まで二等)』を意味します。ちなみに、『グリーン車(1960年まで二等、以後1969年まで一等)』は『ロ』と表示します。例えば、気動車グリーン車は『キロ』という具合でした。
 キハ82系1号機は、1972年3月に向日町より札幌運転所に転属、1982年7月に183系投入により休車、11月に廃車となっています。1983年5月より「北海道鉄道記念館」(当時の名称)で保存、公開されました。2010年10月「準鉄道記念物」に指定されています。展示車両のヘッドマークには、小樽経由の『北海』で使われたものが付けられています。車両の整備は、NPO団体北海道鉄道文化保存会の手によって塗装修復が行われています。(2013年9月、現状を確認)
 
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(車内も綺麗に整備され、気持ちよく見学できるのが嬉しいです。修復整備ご苦労さまです)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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