「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[演奏会]★キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 札幌公演

イメージ 1
 
 札幌コンサートホールKitara、2013年12月23日(月・祝)
 
 旧ソ連の最西端、ヨーロッパの最東端に位置するウクライナは、「ヨーロッパの穀倉」として知られ、天然資源にも恵まれた肥沃な地帯ですが、古くから紛争が絶えず苦難の歴史を歩み、両大戦の主戦場としても甚大な犠牲を強いられてきました。そうした苦難の歴史を持つこの地から、ヴァイオリニストのコーガン、オイストラフミルシテイン、ピアニストのリヒテル、ギレリス、ホロヴィッツ、作曲家のプロコフィエフなどの、錚々たる楽家が生まれております。
 1991年、ソ連崩壊に伴い、念願の独立を果たしたウクライナで、「国立フィルハーモニー」の建物が修復完了しました。このホールを本拠に新オーケストラとして誕生したのが、「キエフ国立フィルハーモニー交響楽団」です。国家独立という特別な事情のもとに、若い演奏家が多数起用された未来志向の楽団は、新しい国家の顔としての役割を担い、やがて東欧を代表するオーケストラへと成長を遂げてきました。現在国際的にも幅広く活躍、大地に根ざしたスラブの民族色を保ちながら、暖かくソフトでヨーロッパ的に洗練された独自のサウンドは、ドイツ、フランスをはじめ世界中で高い評価を得ております。
 今回演奏される「第九」では、アッラ・ロディナ(ソプラノ)、オルガ・タブリナ(メゾソプラノ)、オレクサンドル・ディアチェンコ(テノール)、セリギイ・マゲラ(バス)という4人のソリストと共に、札幌アカデミー合唱団(合唱指導:長内勲)が共演いたします。2013年の締めくくりに、ベートーヴェン畢竟の傑作、平和への願いを込めた希望の歌を是非ごいっしょに。
 
■出演
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)、
アッラ・ロディナ(ソプラノ)、
オルガ・タブリナ(メゾ・ソプラノ)、
オレクサンドル・ディアチェンコ(テノール)、
セルギイ・マゲラ(バス)、
札幌アカデミー合唱団(合唱指導:長内勲)、
 
■プログラム
ベートーヴェン:「エグモント」序曲、交響曲第9番「合唱付き」
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌コンサートホールKitaraさま(HP)よりお借りしました。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
あしたはきょうよりもっといい日。