「観るだけ美術部」部長のブログ

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[記念碑]★函館市電操車塔(函館市)

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函館市電操車塔(函館市
 異国情緒漂う街、函館市の雰囲気つくりにひと役買っている函館市電。現在は、谷地頭、函館どつく前-十字街-湯の川を結ぶ2系統10kmあまりが残っているだけですが、全盛期には、大森線や宮前線、東雲線、五稜郭駅前へ至る本線などを含めて17kmあまりの路線網を誇っていたそうです。
 現在、交差点で線路が分かれる分岐点は、十字街だけとなってしまいましたが、かつては函館駅前や松風町、五稜郭公園前などにも分岐点があり、電車が来るたびにポイントを切り替えていたそうです。その名残が、こちらのキノコ型の操車塔です。ここでは係員が常駐して信号指示の遠隔操作も行われており、1969年(昭和44年)ごろには市内に6基も存在していたらしいのですが、その後の自動化により次々に姿を消したそうです。この十字街に残る操車塔が最後のものとなり、1995年(平成7年)まで使用されていました。いまでは、全盛期の市電を偲ぶ記念碑として、街に彩りを添えるよいアクセントとなっています。(2013年9月、現状を確認)
 
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※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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