★関口雄揮 風景のむこうがわ展
関口雄揮記念美術館、2013年6月22日(土)-10月20日(日)
(WEBサイト→)http://www.sekiguchi-muse.jp/
関口が自然風景を描き始めたきっかけのひとつに、戦争での体験があります。友人たちと共に戦場へと赴きつつ、ただひとり無事に帰還した関口は、自分だけが生き延びてしまったことへの慚愧の念に苛まれながら、友人たちの鎮魂のために郷里の美しい風景を描き始めたのです。すなわち関口は、風景のむこうがわに、亡き友人たちの姿を見ていたと言えるでしょう。
風景のむこうがわに何者かの存在を見据えるこうした態度は、以後、画家としての関口の基盤となりました。そして、描く風景、見据える対象を共に変化させながら、広範な作品世界を構築して行くのです。秋の原野や紅葉の林、冬の山嶺や漁村、雲間や木立の切れ間から差し込む光芒など、様々な風景のむこうがわに関口は何を見ていたのでしょうか。ご高覧ください。
風景のむこうがわに何者かの存在を見据えるこうした態度は、以後、画家としての関口の基盤となりました。そして、描く風景、見据える対象を共に変化させながら、広範な作品世界を構築して行くのです。秋の原野や紅葉の林、冬の山嶺や漁村、雲間や木立の切れ間から差し込む光芒など、様々な風景のむこうがわに関口は何を見ていたのでしょうか。ご高覧ください。
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