(札幌市地下鉄南北線で営業車として使用された営業1001号車、1002号車)
★地下鉄南北線営業第1号車(札幌市交通資料館にて静態保存)
こちらの車両は、札幌市地下鉄南北線で最初に走った車輌です。この電車は、世界で初めて、ゴムタイヤを使用した案内軌条式車輌の実用1号車。1970年(昭和45年)試験車として真駒内の教習線に搬入され、高架部分で実験走行。その後1985年(昭和60年)に廃車になるまで、100万キロを超える営業運転で市民に親しまれてきました。乗り心地の向上と、騒音の防止を主眼に入れて空気入りのゴムタイヤを採用したもので、この特徴を十分に生かすよう、タイヤ負荷と走行抵抗減少のため特に軽量化を図っており、車体は大型押し出し形材の組み合わせで構成したアルミニウム合金製で前頭形状、大きい側窓などに特徴を持っています。この種の車両は、南北線用として160両制作されたとのこと。この技術を基礎として、東西線では大型ボギー車が開発されたそうです。(2013年8月、現状を確認)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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