（高級麻雀荘「富士」。かつての花街の雰囲気も感じさせてくれるような建築物です）
室蘭市のかつての歓楽街に残っている建物です。現在は、高級麻雀荘として使用されていますが、かつては高級料亭として使用されていたのではないかと思わせるような、華やかな印象を与えてくれます。建物の構造は、正面玄関の部分を少し広くとったＬ字になっています。木造２階建て。屋根は入母屋造りで、それに正面玄関が付属してあります。正面玄関も入母屋造りで、妻面を正面にむけたコントラストが軽妙です。２階の出窓部分は特に、賑わった往時を偲ばせてくれます。建築年代は不明ですが、昭和初期頃の建築様式です。外壁は傷みが激しいのか、サイディング板に張り替えられたところもありますが、状態はそれほど悪くはなさそうです。（２０１３年９月、現状を確認）
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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