「観るだけ美術部」部長のブログ

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[講演会]★石尾乃里子 「山本二三の背景世界 ジブリ映画を中心に」

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(山本二三 『未来少年コナン《ギガントコントロールルーム》』 1978年)
 
★石尾乃里子 「山本二三の背景世界 ジブリ映画を中心に」 当館学芸員
 北海道立帯広美術館、2013年9月21日(土)10月19日(土) 14:00
 
 1953年、五島列島福江島長崎県五島市)に生まれた山本二三さんは、中学卒業とともに故郷を離れ、岐阜県の工業高校で建築と絵画を学びました。その後、アニメーション美術の道を志して上京し、美術専門の学校をへて、背景画の仕事を手がけるようになりました。1978年、24歳でテレビシリーズ「未来少年コナン」の美術監督に抜擢されてからは、劇場版「じゃりン子チエ」(1981年・高畑勲監督)、「天空の城ラピュタ」(1986年・宮崎駿監督)、「火垂るの墓」(1988年・高畑勲監督)、「もののけ姫」(1997年・宮崎駿監督)、「時をかける少女」(2006年・細田守監督)といった数々の名作にたずさわり、日本のアニメーション界を牽引する存在として現在まで活躍をつづけています。
 入念な取材と丁寧なスケッチにもとづくその背景画は、それ自体、絵画としての味わいをそなえるとともに、アニメーションのなかでキャラクターと物語が生きるためのかけがえのない舞台にもなっています。本展では、そうした山本二三さんによる背景原画やイメージボードなど約180点を一堂にご紹介し、詩情ゆたかな作品世界の魅力に迫ります。どうぞご期待ください。
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。
 
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