「観るだけ美術部」部長のブログ

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[建築物]★横山家住宅(江差町)

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江差町を代表する名建築です。ここで味わうにしんそばが楽しみ!)
 
★横山家住宅(江差町
 横山家は、1769年(明和6年)能登(現在の石川県)出身の初代宗右衛門が江差に渡ったのが始まり。以来、漁業、商業、廻船業を営み、現在に至るまで7代230年あまりの歴史を持つ、江差町を代表する旧家です。横山家住宅は、「いにしえ街道」の中心に位置しており、すぐ向かいには「姥神大神宮」があります。
 現在の建物は、1822年(文政5年)鈴鹿甚右衛門から購入したものとされ、その時点ですでに、現在4棟ある土蔵のうちにひとつ、三番倉が建っていたそうです。主屋は、1883年(明治16年)の江差大火で類焼後、従前の建築様式そのままに再建したものだそう。総ひのき造りで、正面は緩い勾配の切妻様式とし、1階左側を格子窓に、右側は往時には蔀戸(しとみど)を入れていました。1階左側の入り口には横山家の家紋と屋号を居れた大きな暖簾が掛けられ、2階中央部には横長の出窓を設け、その出窓には御簾が下げられるなど、古い町の雰囲気を演出しています。
 主屋の奥には、文庫倉と呼ばれる一番倉があり、続いて二番倉、三番倉、四番倉の4棟と、付属する「ハネダシ」が一列に並ぶ構造になっています。また、主屋の右側には、にしんそば屋として利用されている離れ(大正年間の建築)があり、ここで味わうにしんそばを楽しみに、江差を訪れる観光客も多いとか(部長も、ここのにしんそばが大好き)。北海道有形文化財。(2012年8月、現状を確認)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです)
 
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