(深川市を代表する和菓子「ウロコダンゴ」。パッケージもレトロですね)
★ウロコダンゴ(JR深川駅)
ウロコダンゴ(うろこだんご)は、深川市の菓子で、蒸し団子の一種。「ダンゴ」の名称は付いていますが、一般にイメージされる球状ではなく、三角形の辺が波をうった形状をしています。1913年(大正2年)、深川駅を起点とする国鉄留萌線開通記念として、地元の高橋商事が販売を始めました。当初は、高橋商事社長の郷里である新潟の「椿餅」に改変を加え、「椿団子」として販売したらしいのですが、当時の深川駅長が「椿」さんという苗字で、自分の名前が販売員によって連呼されることに違和感を覚えたこともあり、駅長の提案で現在の「ウロコダンゴ」と改められたそうです。「ウロコ」とは、当時貨車で運び込まれた「鰊」の「鱗」から取られたと言われています。以来、深川駅の名物として、地元はもちろん、北海道内のお土産屋さんでも販売されていることが多い、人気の和菓子です。
「ダンゴ」は、もち米を主原料とし、「ういろう」に似た柔らかな食感で、甘さは控えめ。当初は白餡の入ったものだけだったのですが、現在はあずき味のもの・抹茶味のものを加えた3種類がセットで販売されています。添加物を使用していないので、賞味期限は短いのですが、最近は真空パックのものも売られています。
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