「観るだけ美術部」部長のブログ

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[名駅舎]★清水沢駅 駅舎・ホーム・側線跡

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清水沢駅の全景。右側にあるホームが現在唯一残る1番ホーム。左側に見えるのが清水沢駅駅舎)
 
清水沢駅 駅舎・ホーム・側線跡 (JR石勝線夕張支線、旧三菱石炭鉱業大夕張鉄道
 清水沢駅(しみずさわえき)は、夕張市にある北海道旅客鉄道JR北海道)石勝線(夕張支線)の駅です。現在は、単式ホーム1面1線のみですが、かつては構内に多くの側線があった名残で、1番ホームまでが遠いです。これまでは跨線橋があったのですが、すでに撤去され、1番ホームには構内を大胆に横切って渡ります。
 
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清水沢駅の1番ホームまで渡るには、この歩行者専用通路を通らなければなりません)
 
 タブレット閉塞方式を採用していた時代は、島式ホーム1面2線でした。現在は旧2番のりば(旧下り線、これが現在の1番ホーム)を使用しています。ホームと駅舎との間には、かつて跨線橋がありましたが、現存していません。駅舎のあたりと線路の向こう側との間に、歩道橋があります(1枚目、3枚目の画像は、その歩道橋から撮影したもの)。
 新夕張駅管理の社員配置駅らしいです。営業時間は7時10分-14時00分(日曜・祝日休みなので、ぼくらが行った時にはいつも閉まっている)。 三菱石炭鉱業大夕張鉄道線のほか、北炭清水沢炭鉱専用側線も接続していたので、多数の側線を有していました。三菱石炭鉱業大夕張鉄道は、ホームを出てすぐのところにあった旧1番ホームを使用していました(現在はレールが撤去されています)。
 
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(側線があった名残で、構内は広いのですが、現在使用されているのは1本のレールだけです)
 
 かつては石炭を運ぶ貨物列車が多く往来し、三菱大夕張炭鉱、南大夕張炭鉱の両鉱から石炭を運び出す三菱石炭鉱業大夕張鉄道線との結節点として栄えていましたが、両鉱の閉山により石炭輸送は廃止され、現在は旅客列車のみが発着するようになりました。
 新夕張駅 - 清水沢駅間は、北海道最後のタブレット閉塞方式の鉄道路線で、日本国内でも数少なくなった腕木式信号機が使われていました。2004年3月7日限りで交換設備は廃止され、北海道からタブレット閉塞と腕木式信号機は同時に姿を消しました。(2012.4.現状を確認)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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