清水沢駅(しみずさわえき)は、夕張市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線(夕張支線)の駅です。現在は、単式ホーム1面1線のみですが、かつては構内に多くの側線があった名残で、1番ホームまでが遠いです。これまでは跨線橋があったのですが、すでに撤去され、1番ホームには構内を大胆に横切って渡ります。
(清水沢駅の1番ホームまで渡るには、この歩行者専用通路を通らなければなりません)
タブレット閉塞方式を採用していた時代は、島式ホーム1面2線でした。現在は旧2番のりば(旧下り線、これが現在の1番ホーム)を使用しています。ホームと駅舎との間には、かつて跨線橋がありましたが、現存していません。駅舎のあたりと線路の向こう側との間に、歩道橋があります(1枚目、3枚目の画像は、その歩道橋から撮影したもの)。
(側線があった名残で、構内は広いのですが、現在使用されているのは1本のレールだけです)
かつては石炭を運ぶ貨物列車が多く往来し、三菱大夕張炭鉱、南大夕張炭鉱の両鉱から石炭を運び出す三菱石炭鉱業大夕張鉄道線との結節点として栄えていましたが、両鉱の閉山により石炭輸送は廃止され、現在は旅客列車のみが発着するようになりました。
新夕張駅 - 清水沢駅間は、北海道最後のタブレット閉塞方式の鉄道路線で、日本国内でも数少なくなった腕木式信号機が使われていました。2004年3月7日限りで交換設備は廃止され、北海道からタブレット閉塞と腕木式信号機は同時に姿を消しました。(2012.4.現状を確認)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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