「観るだけ美術部」部長のブログ

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[レトロ宿]★洞爺湖万世閣 正門(洞爺湖町)

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(堂々とした石造りの正門。「萬世閣」の文字も残されています)
 
洞爺湖万世閣 正門
 洞爺湖温泉は、北海道を代表する温泉街です。近年では、1977年と、2000年の2度にわたって間近にある有珠山が噴火噴火。洞爺湖温泉はその都度、物理的な損害のみならず、観光客の減少による営業的な損害も非常に大きかったがその度に立ち直っています。
 もともと洞爺湖温泉は、1917年(大正6年)昭和新山の観測でも有名な三松正夫のほか、杉山春巳、安西岩吉の3人が、湖岸で43℃の源泉を発見したのが始まりとされています。この源泉は、1910年(明治43年)の有珠山の側火山、四十三山の噴火により誕生したものと考えてよさそうです。三松らは、源泉発見の翌月に道庁から利用許可を受け、秋には竜湖館という温泉宿を始めており、これが洞爺湖の温泉旅館第1号とされています。
 ここで紹介している「洞爺湖万世閣」は、1941年(昭和16年)洞爺湖温泉で「旅館萬世館」としていた建物を、創業者浜野増次郎が買収。社名を萬世閣として創業した観光ホテルです。こちらの画像にある正門は、1941年(昭和16年)の創業当時のものです。石造りの堂々とした正門で、「萬世閣」の文字も風格がありますね。正面玄関前には、創業者の胸像も残されています(観光客は、気づきもしないで通り過ぎることが多いようです)。
 
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(正門のすぐ隣りには「手湯」も。これなら気軽に温泉を楽しめそう)
 
洞爺湖万世閣「レイクサイドテラス」HP
 
※なお、こちらの掲載画像は、当風呂義が独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
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