(使用されていない東釧路駅の構内。かつての釧路臨港鉄道の名残です)
★旧釧路臨港鉄道 東釧路駅
JR東釧路駅の構内は、現在使われていない敷地が広く残されています。これは、かつてここが「釧路臨港鉄道」の駅を兼ねていた名残です。釧路臨港鉄道は、1952年に知人駅 - 春採駅間で開業した路線で、一時は循環線にする構想もあったそうです。しかし、結局循環線にされることはなく、1979年に太平洋石炭販売輸送が引き継ぎました。1966年までは旅客営業も行っていました。
現在では、この東釧路駅は使用されていません。春採駅 - 知人駅間において、石炭車の両端にディーゼル機関車を連結し、石炭をシャトル輸送しています。また、荷役(ホッパーの開閉)は、機関車からの遠隔制御で行なわれており、そのため、貨車には電気連結器と回路の引き通しが設けられています。(2012.1.29.現状を確認)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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