★十勝の森林鉄道 森とともに生きた幻の鉄路を捜して展
帯広市立図書館、２０１２年１１月１１日（日）－２０１３年１月３０日（水）
（WEBサイト→）http://www.lib-obihiro.jp/
十勝管内中札内村の郷土史研究家、小林 實さんが著書『十勝の森林鉄道 森とともに生きた幻の鉄路を捜して』を出版するために集めた研究資料や写真など約４５点を集めた展示会。著書は今年１月に自費出版。１８９３年（明治２６年）に敷設された十勝初の軌道から、１９２３年（大正１２年）に開通した陸別森林鉄道や足寄森林鉄道などを調べました。３０年余にわたる研究の成果だそうです。展示では、国土地理院から取り寄せた地形図に、現場に足を運んで調べた状況や、当時を知る人たちを訪ね歩いて得た情報など書き入れた手作りの地図を紹介。廃線の痕跡の有無、現状などが細かく書き記され、小林さんの丹念な調査がうかがえます。また、膨大な蔵書や古い資料などを保管するための「書庫」に使っている保冷機能のある貨車の写真、大型の地形図を折らずに持ち運ぶために使っていた肥料袋なども展示しています。
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