★関口雄揮 見えるもの、見えないもの展
関口雄揮記念美術館、2012年10月27日(土)-2013年2月17日(日)
(WEBサイト→)http://www.sekiguchi-muse.jp/
写実的な描写を持ち味としながら、非現実的な彩色によって幻想的な風景を描き出す関口雄揮。彼が風景のなかに見出そうとしたものは、いったい何だったのでしょうか。作品に表れるそれは、年代によって大きく変化します。初期の作品では、形や色といった目に見えるものが描かれ、それがしだいに、光や風などの形のないものへと変化してゆく様子が窺われます。その後さらに、寒さや静けさなどの雰囲気や気配へと関心がつり、やがて救いや希望といった、画家自身の内面が投射されるようになってゆきます。本展では初期から晩年までの作品を展示します。各年代における、こうした関口雄揮のまなざしの先にあるものの変化をご覧ください。
※なおこちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、関口雄揮記念美術館さま(HP)よりお借りしました。
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