「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[旧駅舎]★旧陸別駅、りくべつ駅 駅舎、および研修施設「おーろらはうす」(その1)

イメージ 1
(旧陸別駅、りくべつ駅 駅舎(道の駅併設)、研修施設「オーロラハウス」全景)
 
★旧陸別駅、りくべつ駅 駅舎、および研修施設「おーろらはうす」(旧ふるさと銀河線
 陸別駅(りくべつえき)は、かつて陸別町にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅(廃駅)です。廃止時は相対式ホーム2面2線を持ち、ホーム間は跨線橋で結ばれていて、銀河線の駅の中で唯一列車の停泊が行われる駅でもありました。1910年(明治43年)開業(淕別「りくんべつ」駅)、1949年(昭和24年)改称(淕別駅→陸別「りくべつ」駅)、1989年(平成元年)旧国鉄池北線の廃止に伴い、ふるさと銀河線に転換。2006年(平成18年)廃止。廃止後は、十勝バスが入居しています。
 2008年(平成20年)より、旧駅構内は、陸別町商工会の主導で鉄道保存展示施設である「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として、気動車の運転体験、乗車体験等ができるようになっています(期間は4月下旬 - 10月下旬の第2・4土日曜日)。
 
イメージ 2
(宿泊施設「おーろらはうす」から見下ろした待合室の様子。待合室にはタブレット端末機や
記念列車のプレートなども展示されています。奥の窓口が十勝バスの発券所(旧改札口)で、その右側に
見える出入口から、ホーム側に出られます)
 
 2006年にふるさと銀河線が廃止になろうとしたとき、最後まで存続の意見を主張したのが陸別町でした。陸別町は山あいに位置し、北見側からも池田側からも遠く、主たる産業にも乏しいこともあり、旧池北線が町の発展にどれだけ貢献してきたか、そして鉄路が無くなるということはこれからの町の発展にどれだけマイナスかを最後の最後まで主張したそうです。廃止を迎えたときの、町民の無念さ、断腸の思いを痛いほど感じます。
 現在は、旧レールを利用して、実際に気動車を運転できる施設として整備され、いまでは日本全国から、ここで気動車を運転したいというファンがやって来ます(日本最長の運転距離だそうです)。活動は細々とですが、町が胸を張って自慢できる施設となりました。賛辞を贈るとともに、皆さんの努力に敬意を表したいし、これからの活動も応援していきたいと思うようになりました。
 なお、このときの取材では「おーろらはうす」に宿泊しましたので、館内の様子も報告する予定です。合わせて、駅構内の様子、遺構なども、またあらためて紹介します(2012.9.22.現状を確認).
 
陸別町商工会(ふるさと銀河線)HP
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
¤ˤۤó\֥�¼ Èþ½ѥ֥� ³¡¯²è¤Ø(ʸ»ú¤򥯥ê\å¯)
 
 
 
あしたはきょうよりもっといい日。