★北欧のテーブルウェア 芸術の森工芸館収蔵品展
札幌芸術の森工芸館、2012年9月22日(土)-11月4日(日)
札幌芸術の森は、主に開園当時の1980年代の海外の生活用品を収集し、工芸館に所蔵しています。本展では、その中からスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの北欧4カ国で製作された陶器、磁器、ガラスの食器、カトラリーなどを公開します。北欧の食器といえば、フィンランドの『ARABIA(アラビア)』、スウェーデンの『GUSTAVSBERG(グスタフスベリ)』などのメーカーが有名ですが、今回展示される器の中には、現在では絶版となったデザインのものや、既に現地で生産していないと思われるメーカーのものもあり、80年代当時の北欧家庭の食卓の様子を伝える貴重な資料でもあります。肉厚で素朴なつくり、鮮やかな色使いの製品からは、意外にも日本の陶器に近い作風を思わせるものもあり、冬が長い北国の暮らしを暖かく彩る柔らかさが感られることでしょう。
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