★江差追分と、その伝承者たち展
旧檜山爾志（にし）郡役所（江差町郷土資料館）、２０１２年５月１１日（金）－９月３０日（日）
今年９月に第５０回記念「江差追分全国大会」が開催されるのを前に、江差追分の伝承に役割を果たした芸者らを紹介する企画展が開かれています。愛好者団体「江差追分会」が中心となって行っている「江差追分年」の記念事業のひとつ。企画展では、北前船交易によって、江戸時代から昭和初期ごろまで花街として栄えた江差町内新地で、江差追分の歌や三味線、踊りなどで活躍した芸者を紹介。踊りの時に着ていたアイヌ民族文様の衣装や、その日出演できる芸者を記したチラシなどが展示され、当時の様子を感じさせる内容となっています。伴奏の尺八や、三味線などの普及に尽力した人物に関わる品なども含めて約２０点が並ぶほか、塩化ビニール製の尺八を実際に吹いてみることができるコーナーもあります。
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