(旧萱野駅ライダーハウス。素晴らしい!左奥に擬似ホームと駅名版が見えます)
★旧萱野駅 ライダーハウス
今回紹介する旧萱野駅ライダーハウスは、旧国鉄幌内線にあった駅舎のひとつを改築・改修した、素晴らしいライダーハウスです。幌内線が営業されていた時代は、島式ホームがあり、両側に線路を持つ列車行き違い可能駅であったそうです。
旧駅舎は、地元の皆さんのおかげで、とても綺麗に改修されて残っています。涙が出そうです。駅舎内には当時の資料などが飾られていますが、施錠されています。管理人さんに頼めば開けてくれるそうです。
砂利敷のホームはおそらく、廃線後に一時撤去され、その後新しく作ったもので、かなり簡易で短いものになっています。駅名表示もあります。ホームには車掌車の『ヨ-8103号車』が静態保存されています。これは、「旧国鉄貨物車掌車の最高傑作」とまで言われた車両で、廃駅の雰囲気を存分に盛り上げてくれます。
旧事務室だったところに、板の間とストーブ、テレビ。画像左側の奥まった旧駅長室兼宿直室は畳部屋になっていて、就寝スペースとなっています。寝袋持参のこと。キッチン、電子レンジまであります。駅舎は、あまり広くないので、泊まれるのは頑張って7~8人程度かな。トイレは隣の建物です。道を挟んだ反対側の理容店さんが管理人さんとして受付してくれます。1泊1000円。
部長は、旧幌内線の廃線跡めぐりの途中で、こちらのライダーハウスを見つけました。旧駅舎に泊る・・なんて素敵な夜でしょう。このときは駅舎の写真を撮影させてもらっただけでお暇しましたが、今夏ぜひ訪れたいと思っている「ライダーハウス」です。
・・それにしても、ここ数年で、北海道を旅するライダーが随分少なくなりました。ピーク時の10分の1くらいかもしれません。若い時期に、北海道の広さを身体で体感するというのは、素晴らしい経験になると思うのですが・・「いまどき」の若者には、受けないのでしょうか。ねえ、TalkingDrumさん!
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