「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[道外展]★マウリッツハイス美術館 オランダ・フランドル絵画の至宝展

イメージ 1
 
マウリッツハイス美術館 オランダ・フランドル絵画の至宝展
 東京都美術館、2012年6月30日(土)-9月17日(月)
 
 17世紀のオランダやフランドルは、西洋美術史に大きな影響を及ぼした巨匠たちを、数多く輩出しました。本展では、17世紀オランダ・フランドル絵画の世界的コレクションで知られるオランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館から、名品約50点を選りすぐって紹介します。
 最大の注目は、世界的なフェルメール・ブームのシンボル的存在『真珠の耳飾りの少女』です。最初期の作品「ディアナとニンフたち」とあわせて、2点のフェルメールが出品されます。さらには、最晩年の「自画像」をはじめ一挙に6点が並ぶレンブラントは壮観です。そのほか、フランス・ハルス、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)ら、巨匠たちの息もつかせぬ傑作の数々を堪能する格好の機会です。本展は、2010年から改修で休館していた東京都美術館の、リニューアルオープン後第一弾の特別展です。企画展示室の鑑賞環境が向上し、レストランなどの設備面も充実。ますますフレンドリーさを備えた「新しい都美」に、ぜひ足をお運び下さい。
 
 フェルメールの絵を見るとき、写実的な描写力に感嘆しつつも、私たちは画面のなかの人物になぜか親しみを感じるはずだ。先にあげた『真珠の耳飾りの少女』を前にしたときはとくに、見ているはずの私たちが、振り向きざまの少女に逆に見つめられているようにすら感じられる。それは、この白い点として描かれた「不自然で人為的な」光の効果によるところが大きいだろう。自然にはありえない白い点として描かれた光が瞳に生き生きとした輝きを与え、その瞳の輝きに、見る者は心奪われ立ちすくむわけだ。(高階秀爾(美術史家、大原美術館館長)、『誰も知らない「名画の見方」』(小学館)より抜粋)
 
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、東京都美術館さま(公式チラシ)よりお借りしました。
 
↓いつも足しげく訪問していただき、感謝いたしております。きょうも1クリック、よろしくお願いします。
¤ˤۤó¥֥�¼ Èþ½ѥ֥� ³¨²è¤Ø(ʸ»ú¤򥯥ê¥å¯)
あしたはきょうよりもっといい日。