木田金次郎記念美術館、2012年7月16日(月・祝) 14:00
日本近代美術を代表する画家のひとり、児島善三郎画伯は、生年・没年ともに木田金次郎画伯と同じで、ともに今年没後50年の節目を迎えます。九州・福岡生まれの児島、北海道・岩内生まれの木田は、ともに独学で絵の道に進んだ共通点をもちます。二科会を経て、一九三〇年協会、独立美術協会の創立に携わり、早くから中央画壇で活躍した児島と、道内の美術団体とも距離をおいて故郷岩内で活動してきた木田とは、一見何の接点もないように見えますが、終戦直後に児島が札幌に疎開し長期滞在していた時に、岩内を訪れ木田と出会ったという接点があります。この日は木田金次郎画伯の誕生日。児島善三郎展覧会を手がけた、志賀秀孝氏(府中市美術館学芸員)の講演を聴講します。
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