★いせひでこ 絵本の世界 私の木、心の木展
道立文学館、2012年6月2日(土)-7月16日(月・祝)
(WEBサイト→)http://www.h-bungaku.or.jp/
札幌市出身の絵本作家・いせひでこ(1949年-)は、『ルリユールおじさん』(2006年、講談社出版文化賞絵本賞受賞)などの創作絵本や、宮澤賢治『水仙月の四日』(1995年、産経児童出版文化賞美術賞受賞)などの挿絵で知られます。
東京芸術大学でデザインを学び、在学中にパリへ遊学。旅先で目にしたさまざまなできごとから生まれる書物は、詩情あふれる絵と選び抜かれた言葉で紡がれ、読者を独自の空間へといざないます。今までに手がけた児童書は100冊を超え、そのおだやかで美しい世界観は、子どもから大人まで幅広い世代から支持されています。
作家にとって、13歳まで北海道で暮らした記憶――空気や空の高さ、冬から春へのはっきりした四季の変化は、絵本作家になる上で重要な役割を果たしたといいます。札幌、小樽での少女期の思い出が鮮やかに描かれるエッセイ集『七つめの絵の具』(2010年刊)は、昨年、第37回北海道指定図書読書感想文コンクール高等学校の部の指定図書にも選ばれました。
本展では、『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』の「木の三部作」の原画をはじめ、近作のテーマである「木」に作家がこめる深い思いや作家が長年にわたって探求し続けている宮沢賢治やゴッホの世界を紹介。また、一冊の本をつくるために幾重にも積み重ねられた旅の記録や創作スケッチ、エスキース(下絵)を合わせて展示し、一つのテーマが新たなテーマへとつながり豊かな広がりをみせていく、いせひでこの絵本の世界の魅力を伝えます。
東京芸術大学でデザインを学び、在学中にパリへ遊学。旅先で目にしたさまざまなできごとから生まれる書物は、詩情あふれる絵と選び抜かれた言葉で紡がれ、読者を独自の空間へといざないます。今までに手がけた児童書は100冊を超え、そのおだやかで美しい世界観は、子どもから大人まで幅広い世代から支持されています。
作家にとって、13歳まで北海道で暮らした記憶――空気や空の高さ、冬から春へのはっきりした四季の変化は、絵本作家になる上で重要な役割を果たしたといいます。札幌、小樽での少女期の思い出が鮮やかに描かれるエッセイ集『七つめの絵の具』(2010年刊)は、昨年、第37回北海道指定図書読書感想文コンクール高等学校の部の指定図書にも選ばれました。
本展では、『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』の「木の三部作」の原画をはじめ、近作のテーマである「木」に作家がこめる深い思いや作家が長年にわたって探求し続けている宮沢賢治やゴッホの世界を紹介。また、一冊の本をつくるために幾重にも積み重ねられた旅の記録や創作スケッチ、エスキース(下絵)を合わせて展示し、一つのテーマが新たなテーマへとつながり豊かな広がりをみせていく、いせひでこの絵本の世界の魅力を伝えます。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。