「観るだけ美術部」部長のブログ

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[陶磁器]★マイセン焼 栄光の19世紀展

マイセン焼 栄光の19世紀展
 札幌三越、2012年5月29日(火)-6月4日(月)
 
 15世紀の大航海時代以来、香辛料や絹とともにヨーロッパに運ばれた中国製の磁器は、白く輝く堅牢な焼き物としてしだいに王侯貴族の心をとらえていきました。17世紀に始まった東インド会社による組織的な輸入により、高価な磁器は「白い金」とまで呼ばれ、王侯貴族や富裕層の熱烈な収集ブームが巻き起こりました。ザクセン選帝侯「アウグスト強王」は、最も情熱的に磁器の収集を行った一人で、その熱意はドイツ本国での磁器製造へとむけられます。王の命令のもと、錬金術師ベットガーが磁器の製法を研究し、1709年ついにその製法が解明されました。ヨーロッパ初の硬質磁器の誕生です。1710年には、王立磁器製作所がドイツ東部マイセンの地に開窯しました。その後も絵師ヘロルトが色絵磁器の、彫刻家ケンドラーが磁器彫刻の技術をそれぞれ完成させ、芸術性、造形性に優れた独自の作風を確立したマイセン窯は、他に類を見ない優れた磁器製作地としての評価を確固たるものとしました。以来300年、現在に到るまで、その作品は人々を魅了し続けています。
 
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