★関口雄揮記念美術館 所蔵作品展 境界の風景
関口雄揮記念美術館、２０１１年１０月２９日（土）－２０１２年２月１９日（日）
（ＷＥＢサイト→）http://www.sekiguchi-muse.jp/
関口雄揮画伯が描く風景には、彼岸性を感じさせるものが多いそうです。例えば、断崖によって隔離された漁村の風景や、暗い原野の遙か彼方に光を照らされた場所がある風景などが、その代表例。いずれも、様相の異なるふたつの領域が、有形無形の境界を挟んで隣接している様子が描かれており、彼岸と此岸との隔たりとともに、彼岸への礼賛や憧憬の念が、現実の風景の姿を借りて描き出されています。
本展では、彼岸と此岸が接する「境界の風景」を描いた作品を展示。対象の選択や、技法の問題以前に、風景を描くことが関口雄揮画伯にとっていかなる意味をもっていたのか、考察してみたいところです。
本展では、彼岸と此岸が接する「境界の風景」を描いた作品を展示。対象の選択や、技法の問題以前に、風景を描くことが関口雄揮画伯にとっていかなる意味をもっていたのか、考察してみたいところです。
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