「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[汽車旅]★旧手宮線を歩く (その7)

 「観るだけ美術部」部長は、2011年の晩秋、旧手宮線の踏査を実施しました。何回かに分けて、そのレポートをします。今回は、その第7回目。早くUPしないと、年を越えてしまう・・!なお、ここに載せている画像は、すべて、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
(「その1」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27059345.html
(「その2」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27082709.html
(「その3」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27096138.html
(「その4」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27147269.html
(「その5」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27192600.html
(「その6」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27363269.html
 
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 小樽市総合博物館は、かつての小樽市交通記念館を発展的に再編した施設です。なかでも鉄道関係の展示は、質・量ともに国内屈指。ここは、旧手宮線の手宮駅跡でもあります。こちらの画像は、「北海道鉄道開通記念碑」です。ここから、北海道の鉄道の歴史が始まったのですね。
 
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 博物館の構内は、ゆったりと広い敷地に、貴重な車両が惜しげもなく並べられています。画像右側に見える擬似ホームのあたりが、旧手宮駅だと言われています。
 
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 これは、構内に展示してあった除雪車両です。「きかんしゃトーマス」にでも出てきそうな、愛嬌のある顔をしていますよね。
 
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 こちらの転車台は、明治時代からのもので、重要文化財に指定されています。鉄道遺産の指定も受けています。綺麗に保存されているのが嬉しいですね。
 
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 こちらの画像は、旧手宮駅第1機関庫。夏季には子どもたちを楽しませてくれる「アイアンホース号」や、鉄道遺産に指定されている「大勝号」(いずれもSL)などが保存されています。訪れたときには夏季運行は終わっていましたので、残念ながら観ることができませんでした。
 
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 これは、北海道の鉄道史を語る上で重要な遺構。「旧手宮駅第3機関庫」です。手前にある転車台と合わせて、重要文化財に指定されています。また、鉄道遺産としても指定されています。重厚な煉瓦造りで、とても風格があります。
 
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 こちらは、旧手宮駅構内にあった「給水塔」です。こうした付属施設も含め、そっくりそのまま残されているのが、ここの貴重なところです。
 
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 左側にチラッと見えている煉瓦壁の建物は、重要文化財の「旧手宮駅第3機関庫」で、中央に見えるのが、小さいけれど同じく重要文化財の「旧手宮駅危険品庫」です。使われているのは小樽軟石でしょう。
 
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 これは静態保存されている「特急 北海」の車両。「北海」は、現在は1本も走っていない、小樽周り(「山線」)最後の特急でした。懐かしいなあ。
 
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 最後の画像は、建物の中に展示してある「SL しずか号」です。正面に「カウ・キャッチャー」が付いているのが、いかにもアメリカ仕様ですね。後ろに牽引されているのが、客車「い1号」で、大正天皇をはじめ、多くの皇族や貴族を運んだ「貴賓車」です。
 
 報告は、いよいよ最後になります。旧手宮駅を離れて、旧擁壁、旧桟橋の遺構を探します。(つづく)
 
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