「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

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[汽車旅]★旧手宮線を歩く (その3)

 「観るだけ美術部」部長は、2011年の晩秋、旧手宮線の探査を実施しました。何回かに分けて、そのレポートをします。今回は、その第3回目。なお、ここに載せている画像は、すべて、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
 
(「その1」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27059345.html
(「その2」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27082709.html
 
 花園橋を過ぎて、旧手宮線は函館本線と分かれて、色内方面に向かいます。雑草が茂っていますが、線路跡を辿ることは可能です。
 
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 このあたりから、剥がされていたレールが、再び姿を現してくれます。雑草も少なくなります。定期的に、刈り取りなどの整備をされているのでしょう。
 
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 寿司屋通りの手前まで来ました。ここにもレールは残されています。寿司屋通りは、小樽市内の観光名所のひとつですので、このあたりまで来ると、観光客が多くなります。
 
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 この寿司屋通りに架かる煉瓦造りの橋台も、旧手宮線開通当時(1880年)に完成されたものです。煉瓦の目地が、とても美しいですね。
 
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 近づいて観察してみます。この煉瓦の積みかたですが、1段ごとにフランス積み(フランドル積み)と小口積みを重ねています。橋台の角隅部分には石が詰まれて補強されています(コーナー・ストーン)。この橋台は1880年と建築年代が古いので、おそらく小樽軟石でしょう。
 
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 上掲2枚の画像は、イギリス積み(小口積みと長手積みを1段ごと交互に重ねる)の橋台です。焼き過ぎ煉瓦の風合いが、とっても雰囲気があり、130年前の古きよき時代を思い起こさせてくれますね。
 
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 観光客も多く居ました。ここには「手宮線跡地散策路」の観光看板が立っています。画像右側の階段を登ると、観光客がよく目にする「旧手宮線跡地散策路」の始まりとなります。さあ、階段を登ってみましょう。(つづく)
 
(「その4」は、こちら→)http://blogs.yahoo.co.jp/openuniversity2010/27147269.html
 
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