★林 静一 小梅ちゃんの初恋と、現代の叙情画家展
北海道立文学館、2011年9月16日(金)-11月7日(月)
本展は、漫画、アニメ、イラストから日本画まで幅広く活動してきた林静一(1945-、満州生まれ)の多彩な活動を紹介する展覧会です。彼は、東映動画に入社、テレビ短編「狼少年ケン」、長編アニメ「太陽の王子ホルスの大冒険」などに携わり、雑誌『ガロ』に漫画を発表しました。中でも連載の「赤色エレジー」は、一世を風靡し、ヒット歌謡も生み出しました。
また、1970年代にはロッテのキャラクター「小梅ちゃん」で優美な女性像を描き、現在に至るまで多くの人々に支持されています。その日本画や版画における余韻に満ちた清新なイメージの女性像には、古きよき時代のロマンと現代性があわせて投影されています。
夏目漱石の『草枕』に取材した漫画『夢枕』、映画『源氏物語』のセル画、雑誌『現代詩手帖』の表紙絵、ボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞した絵本などを、総合的に紹介します。彼の女性像は、人間の持つ影の部分も反映した深みのある世界であり、これが「現代の竹久夢二」と言われるゆえんです。この機会に、ジャンルを超えた林静一の芸術の魅力をぜひお楽しみください。
夏目漱石の『草枕』に取材した漫画『夢枕』、映画『源氏物語』のセル画、雑誌『現代詩手帖』の表紙絵、ボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞した絵本などを、総合的に紹介します。彼の女性像は、人間の持つ影の部分も反映した深みのある世界であり、これが「現代の竹久夢二」と言われるゆえんです。この機会に、ジャンルを超えた林静一の芸術の魅力をぜひお楽しみください。
★北海道立文学館、「林静一 小梅ちゃんの初恋と、現代の叙情画家展」HP
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