★田中保 大雪山讃歌展
北海道画廊、２０１１年９月２８日（火）－１０月９日（日）
「１５年前の夏、待望の大雪山に初めて登りました。地球上稀に見る三つの海に囲まれた島・北海道の中央に横たわる豊大な山容に、ただただ感動の連続でした。アイヌ民族が「神々が遊ぶ庭」と呼んだこの地は、たった今神話が生まれても不思議ではない神秘な光景に満ちあふれています。しかし反面、天空の激変、豪雨・猛吹雪、畏敬の念深まるばかりです。この始源の響きに如何程接近し、表現し得たでしょうか。『雲生まれるトムラウシ北沼』・『天人峡』・『裾合平より北鎮岳』・『新雪輝く旭岳』・『黒岳冬来』など、３０点を展示いたします。ご高覧いただければ幸いです。なお、札幌個展は「オホーツク知床讃歌」以来、２５年振りとなります。
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