★佐々木榮松 湿原の画家展
北海道画廊、2011年9月13日(火)-9月25日(月)
今年10月に99歳の白寿を迎える道東の重鎮画家・佐々木榮松先生。2009年、作品を常設展示していたJR釧路駅併設のステーション・ギャラリーが閉鎖となり、JRが返却した1,000点の作品が話題になりました。
画伯は、イトウ釣りの第一人者としても著名で、漫画『釣りキチ三平』の鳴鶴先生のモデルとなりました。また、芥川賞作家・開高健さんとの親交も深く、開高健さんの著書『根釧原野で幻の魚を二匹釣る』にも、釣りの案内役で登場。開高健さんは「一生釧路に住みつき、ひたすら根釧原野に通って、その絵だけを描いてきた」と一途さを評価し、「売れそうな画は描かないし、画壇の流行にもそっぽ向いている」などと評し、孤高の画家の姿勢を愛し、尊敬の念を抱いていたそうです。
このたび、佐々木榮松先生の油彩画・水彩画・水墨で描いた屏風や挿絵の原画カットなど、約90点の貴重な作品を当画廊で入手いたしました。挿絵原画には幻の魚イトウを描いたものや、鮭の密猟を描いたものなど、珍しい作品や未公開カットの作品もあります。今回展示される作品は、JR釧路駅併設のギャラリーで公開していた作品とは全く関係がなく、ほとんど人の目に触れていない作品です。
札幌で佐々木榮松先生の展覧会が行われるのは、非常に珍しいことです。湿原をこよなく愛し続けた画家の作品をどうぞご覧ください。
画伯は、イトウ釣りの第一人者としても著名で、漫画『釣りキチ三平』の鳴鶴先生のモデルとなりました。また、芥川賞作家・開高健さんとの親交も深く、開高健さんの著書『根釧原野で幻の魚を二匹釣る』にも、釣りの案内役で登場。開高健さんは「一生釧路に住みつき、ひたすら根釧原野に通って、その絵だけを描いてきた」と一途さを評価し、「売れそうな画は描かないし、画壇の流行にもそっぽ向いている」などと評し、孤高の画家の姿勢を愛し、尊敬の念を抱いていたそうです。
このたび、佐々木榮松先生の油彩画・水彩画・水墨で描いた屏風や挿絵の原画カットなど、約90点の貴重な作品を当画廊で入手いたしました。挿絵原画には幻の魚イトウを描いたものや、鮭の密猟を描いたものなど、珍しい作品や未公開カットの作品もあります。今回展示される作品は、JR釧路駅併設のギャラリーで公開していた作品とは全く関係がなく、ほとんど人の目に触れていない作品です。
札幌で佐々木榮松先生の展覧会が行われるのは、非常に珍しいことです。湿原をこよなく愛し続けた画家の作品をどうぞご覧ください。
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