(田辺三重松 『昭和新山』 1971年、
道立近代美術館収蔵)
★没後40年 田辺三重松展
道立函館美術館、2011年7月16日(土)-9月19日(月)
北海道に限りない愛情を抱き、生涯にわたってその風景を描き続けた日本近代の風景画家・田辺三重松(1897-1971)画伯。東京に移る60歳まで、長く函館に住んだ生粋の函館人であった田辺画伯は、まさに北海道が育てた画家といえましょう。
1897年(明治30年)、田辺画伯は開港後の活気にあふれる、函館港にほど近い大黒町(現在の弁天町)で生まれました。幼いころから絵を描くことを好み、四条派の日本画家・北上玉洞から日本画の手ほどきを受けながら、絵画制作に打ち込みます。やがて、「二科会」で会員にまでのぼりつめ、戦後は行動美術協会の創立に関わるなど、北海道にとどまらず、全国的な画家として活躍しました。晩年にはアメリカとヨーロッパ旅行に赴き、北欧のフィヨルドやアルプスの氷河を題材にした作品を残すなど、一層の画境の深まりをみせています。
本展は、北海道立函館美術館と、北海道立近代美術館、函館市が所蔵する油彩画約60点のほか、素描・下絵原画などの未公開作品を一堂に紹介するものです。この機会に、画家・田辺三重松の画業を辿り、田辺画伯が生涯描き続けた広大な北海道の風景をご堪能ください。
1897年(明治30年)、田辺画伯は開港後の活気にあふれる、函館港にほど近い大黒町(現在の弁天町)で生まれました。幼いころから絵を描くことを好み、四条派の日本画家・北上玉洞から日本画の手ほどきを受けながら、絵画制作に打ち込みます。やがて、「二科会」で会員にまでのぼりつめ、戦後は行動美術協会の創立に関わるなど、北海道にとどまらず、全国的な画家として活躍しました。晩年にはアメリカとヨーロッパ旅行に赴き、北欧のフィヨルドやアルプスの氷河を題材にした作品を残すなど、一層の画境の深まりをみせています。
本展は、北海道立函館美術館と、北海道立近代美術館、函館市が所蔵する油彩画約60点のほか、素描・下絵原画などの未公開作品を一堂に紹介するものです。この機会に、画家・田辺三重松の画業を辿り、田辺画伯が生涯描き続けた広大な北海道の風景をご堪能ください。
★道立函館美術館、「没後40年 田辺三重松展」HP
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