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[特別展]★黒田清輝 近代日本洋画の巨匠展

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黒田清輝 『湖畔』 1897年、油彩、黒田記念館収蔵)
 
黒田清輝 近代日本洋画の巨匠展
 釧路市立美術館、7月16日(土)-8月28日(日)
 日本近代絵画の父といわれ、帝国美術院長もつとめた巨匠・黒田清輝(1866-1924)。法律家になるため留学したヨーロッパで絵画技術を学び、帰国して画家の道を歩きました。アカデミックな技術に支えられたその画風は、明治初頭の黎明期にあった日本美術界を牽引する大きな力となりました。本展は、黒田作品の最大のコレクションを誇る東京国立博物館(黒田記念館)の協力を得、1年に1度開催される全国巡回展として、釧路で初開催されます。
 出品作品は、教科書や切手などでもおなじみの重要文化財『湖畔』、『智・感・情』の2点を含む約150点。本展は、北海道では釧路のみの開催となります。夏のひととき、『湖畔』に会いにきませんか。
 
※名作『湖畔』のエピソード
 箱根の芦ノ湖と彼岸の山を背景にして涼をとるこの麗人の像は、現在では『湖畔』の題名でひろく知られているが、明治30(1897)年の第2回白馬会展では『避暑』の題で出品され、1900年のパリ万国博に『智・感・情』などとともに出品されたものである。
 明治30年夏、黒田は照子夫人を伴って箱根に避暑のため滞在、そのときに描かれたものである。のち、夫人はその時のことを回想して、「私の二十三歳の時で、良人が湖畔で制作しているのを見に行きますと、其処の石に腰かけてみてくれと申しますので、そう致しますと、よし明日からそれを勉強するぞと申しました。・・・・雨や霧の日があって、結局一ヶ月ぐらいかかりました」と語っている。日本の夏の高地のくすんだ風景、湿潤な大気を淡い色調と平滑な筆致により、スナップショット的な構図のなかに見事に描きだしている。
 
釧路市立美術館、「黒田清輝 近代日本洋画の巨匠展」HP
 
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