「観るだけ美術部」部長のブログ

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[特別展]★巨匠たちの饗宴 ウッドワン美術館収蔵品展

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上村松園 『舞支度』 1914、ウッドワン美術館収蔵)
 
★巨匠たちの饗宴 ウッドワン美術館収蔵品展
 道立旭川美術館、2011年7月16日(土)-9月9日(金)
 日本近現代絵画史に足跡を残した作家74人の名作を一堂に集めた展覧会。本展では、広島県廿日市市にあるウッドワン美術館が所蔵する近代日本絵画コレクション600点あまりの中から、日本画は幕末明治期の橋本雅邦から現代の平山郁夫まで33人の42作品を、また洋画は黎明期の高橋由一から2005年に亡くなった脇田和まで41人の48作品が厳選されて展示されます。
 この時代の日本においては、「明治の初めに東洋と西洋という異質な文化が日本で出会い、対峙や反発、葛藤を繰り返しながら少しずつ馴化してきた。日本画は西洋画的な見方や表現に進み、洋画は日本的な感性や美意識を表現しようとしてきた」のでした。
 日本画の注目作は、上村松園の『舞支度』や『雪吹美人図』が、まず挙げられます。『舞支度』は、2枚の絵からなり、これから舞おうとする令嬢の緊張感と、談笑しつつ出番を待つ女性3人のくつろいだ雰囲気が対照的な作品です。横山大観の『月』は、伝統的な水墨画の技法を駆使して奥行きある風景描写に挑んだ作品ですね。
 洋画では岸田劉生『毛糸肩掛けせる麗子肖像』が注目されます。岸田が描いた『麗子像』のひとつで、岸田自身が「肖像の中でやはり一番いいものの気がする」とまで記した自信作でした。黒田清輝『木かげ』は、フランス印象派の明るい外光表現を巧みに取り入れた作品。光と影のコントラストで、初夏の爽やかさを表現しています。
 
★道立旭川美術館、「巨匠たちの饗宴 ウッドワン美術館収蔵品展」HP
 
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