「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[コンサ]★J2開幕直前 戦力分析(保存版!)

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(26日最後の練習試合が行われ、
大分を相手にブルーノが先制弾!)
 
 いよいよ、2011年シーズンが開幕します。きょうは、我がコンサドーレが対戦するチームの戦力情報などを探ります。今季の結論からさきに書くと、コンサもそこそこの補強をしましたが、他チームはそれ以上の補強をしてきたということです。コンサは、昨季赤字経営に転落してしまったので、苦しいチーム事情もあるのですが、コンサ以上に厳しいはずのチームが、多額の資金を投入して補強してきました。台所事情は、大丈夫なのでしょうか? ・・余計なお世話ですか。
 
★F東京
 間違いなく、今季のJ2優勝、J1昇格の一番手。J2トップクラスというより、J1でも優勝できそうなくらいの陣容です。なぜ、このチームがここに居るのか、わからないくらいです。昨季の主力が軒並み残留したのがすごいですね。GK権田、CBの今野は日本代表。今野と組むCB森重も安定感抜群。SBの徳永、中村は、手薄になりがちなサイドが本職で、他チームに羨ましがられる層の厚さです。DMFには梶山が上里(←札幌)と組むでしょう。SHも石川、羽生、谷澤、ペドロ・ジュニオールと層が厚いです。FWもロベルト・セザー、平山、高松(←大分)と、隙は見当たりません。
 
★京都S
 J1昇格は、F東京と千葉、そして京都の3チームが軸になるのは間違いありません。京都はCBの水本(→広島)渡邉(→大宮)増嶋(→柏)角田(→仙台)が移籍したのが、どう響くかですね。DFラインは秋本(←甲府)が中心となるでしょう。サイドも決して層が厚いわけではないので、コンサは、この守備陣の層の薄さを突きたいところです。攻撃陣はレベルが高いです。FWディエゴ、ドゥトラのふたりの破壊力は、J2レベルでは止められません。
 
★湘南B
 昨季の主力を大幅に放出した今季は、なかなか難しいシーズンになると思われます。SBは石神(←C大阪)が加入し、右の臼井と合わせて、安定感が増しました。CBは大井(←磐田)が中心になりますが、ここの層の薄さが目立ちます。攻撃陣では、なんと言ってもアジエルの復帰が好材料。09シーズンのような身体の切れを見せてくれれば、再びJ1というのも見えてくるでしょう。FWルーカス(←ポルト・アレグレ)は、ターゲットとなるよい選手です。
 
★J千葉
 昨季は、もうちょっとのところで昇格を逃した千葉。今季にかける意欲は、並々ならぬものがあるでしょう。今季の目玉は、204cmのFWオーロイ(←オースレン)。高さを武器に、ロングボールを多用してくることは予想されますが、J2レベルではまず止められません。CBのマーク・ミリガンは180cm、SBのファン・ゲッセル(←FCエドモントン)は192cm。セットプレイでは驚異的な高さです。そのこぼれ球を、ベテランの藤田(←熊本)、深井、村井、太田、佐藤らが詰めてくるでしょう。
 
 F東京、千葉、京都の牙城に迫る一番手。スポンサーが付き、資金面で不安が無くなったため、即戦力を補強することができました。特に、FWマラニョン(←甲府)の獲得は大きなアドバンテージになるでしょう。SBの森(←川崎)の加入も大きいと思います。サイドからの攻撃が多くなると、バリエーションが広がってくるでしょうね。CBの土屋、富澤のディフェンスラインは堅いのですが、怪我などによる離脱が心配。
 
★横浜F
 V東京と共に、昇格争いを演じそうなのが、横浜Fです。岸野監督は「最強の布陣」と自信たっぷりです。CB飯尾は安定感があり、SBの宮崎(←鹿島)藤田優(←横浜)は突破力があります。中盤にはファビーニョ(←クルゼイロ)、高地、武岡、寺田と厚い布陣。FWにはカイオを軸に、移籍してきた藤田祥(←大宮)に加え、三浦カズ、西田、難波と、激しいレギュラー争いを演じそうです。開幕直後は富山、大分と格下との対戦となるので、ここでスタートダッシュといきたいでしょう。
 
★R熊本
 高木監督が就任して2年目。かつて高木監督が率いた横浜Fがそうだったように、守備意識が高い安定したチームになりつつあります。その軸となるのが、ベテランGK南でした。ここに、攻守のかなめとしてMFエジミウソン(←神戸)が移籍してきて、バランスがとれるようになりました。FWはファビオ(←モジミリン)長沢(←清水)松橋と、駒がそろってきました。J2昇格から4年目、いよいよJ1昇格が視野に入ってきたといえるでしょう。
 
★徳島V
 東京V、横浜F、熊本、栃木などと共に、第2集団を形成しそうなのが、徳島V。CBにエリゼウ(←仙台)、FWに杉本(←名古屋)GKに榎本(←神戸)などの即戦力を獲得して、一気にJ1昇格を狙います。コンサからは、西嶋も移籍しましたので、頑張ってもらいたいです。中盤は、島田、倉貫、衛藤など、タレントが揃っている印象です。FWにはドゥグラス(←トンベンセ)を獲得して、津田と競わせる考えのようです。
 
★S鳥栖
 ユン・ジョンファンを監督に迎えてのシーズンとなります。新加入で即戦力と言える選手は少なく、従って、既存のメンバーが、それぞれレベルアップすることが必要となるでしょう。FW豊田、MF山瀬、藤田らの活躍が不可欠です。札幌や草津、愛媛などと、第3集団を形成するというような感じに展開していくのではないでしょうか。
 
★栃木F
 昨季は前半戦こそ快進撃を見せましたが、後半失速。今季はJ1昇格を本気で目指してくるでしょう。補強は、2年前に栃木でプレーしたFW河原(←大分)が復帰。アルゼンチン出身のFWトリポジ(←アルセナル)が加入し、リカルド・ロボ、チェ・クンジクと合わせ、攻撃力が増した印象です。中盤は、パウリーニョを軸に、水沼、本橋、高木、廣瀬と充実。CBに大久保、大和田(←水戸)、落合、SBに赤井と、もともと守備には定評があるチームですので、波に乗ればJ1昇格も現実味を帯びてきそうです。
 
★愛媛F
 昨季期待されたFW福田ですが、シーズンを通して得点は7点止まり。不満の残るシーズンでした。それだけに、今季にかける意気込みも相当なもの。FWジョジマール、コンサから移籍して2年目の石井などの覚醒が望まれます。不安要素は守備で、CB小原(→福岡)が移籍し、アライールの交渉も難航。穴埋めに、池田(←千葉)と吉弘(←札幌)を獲得しました。このCBコンビ、サッカー専門誌では不安視する内容を見ましたが、自分は、尻上がりに、かなりよくなっていくと思っています。
 
★T草津
 昨季の主力だったGK常澤(→F東京)西澤(→栃木)を引き抜かれ、DFラインは再構築を余儀なくされています。CBは御厨と、DMFの戸田をコンバートさせて統率を図るのではないでしょうか。DMFには松下、熊林と配置し、2TOPにラフィーニャリンコン(←パウリスタ)を組ませると思います。SHにアレックスを配置すると、なかなか厚い布陣になるのではないでしょうか。
 
★F岐阜
 岐阜は、第5集団と見ます。監督人事のドタバタで、移籍が思うように行かないまま、シーズンに突入しそうです。注目するのは、DF三田(←徳島)の加入。本来はSBが本職ですが、田中とCBを組む案も試されているようです。
 
★大分T
 大分は昨季に比べて、大きな戦力ダウンとなりました。FW高松(→F東京)、河原(→栃木)が抜けたほか、精神的支柱だったMF菊地(→新潟)も移籍。田坂新監督にとっては、不安な船出となりそうです。MF宮澤、FW森島などの活躍が必須です。
 
★水戸H
 チームは財政難が深刻。昨季チームを支えた主力を放出せざるを得ない状況にありました。補強はCB尾本(←草津)SB岡田(←栃木)のみです。岡田は、元コンサの選手ですので、応援したいですね。元コンサと言えば、FW吉原が精神的支柱ですが、こちらはケガで開幕に間に合いそうも無いようです。ちなみに、新監督も元コンサ(?)ですが。
 
★F岡山
 今季の移籍の目玉は。DFストヤノフ(←広島)。このビッグネームは、チームに新しい風を吹き込んでいます。ストヤノフがCBに入るのか、DMFに入るのか、それで監督の意図が見えてくるでしょう。DFでは、センターもサイドもできる一柳(←仙台)を獲得し、ストヤノフと組ませるようです。
 
★K富山 
 今季の課題は守備の構築だったはずなのですが、即戦力の移籍は、池端(←甲府)のみ。Jリーグでは数少ない3バックのチームですが、それだけに、連携を維持できないときには大量失点に繋がることも多くあり、不安は拭えません。TOP下に元日本代表の黒部を擁し、FWに苔口をターゲットマンに配置して、打開を図る考えのようです。
 
★G北九州
 FW長谷川(未定)、中島(未定)、MFウエリントン(未定)などを放出してしまい、大幅な戦力ダウンが見込まれる北九州。コンサの守護神であったGK佐藤も、こちらのチームに移籍しております。三浦ヤス新監督は指導経験がなく、その実力は未知数。
 
★G鳥取
 「山陰ではじめてのサッカーチーム」です。2TOPは、梅田とハメドで決まり。中盤の底には、本来の場所に戻って、気持ちのこもったプレイを見せてくれる服部、「ミスター・ガイナーレ」とも呼ばれる実信の動きにも注目です。MFに「ジョホール・バールの歓喜」で活躍した岡野が、現役を続けています。
 
★C札幌
 我らがコンサドーレ札幌。強化費の大幅な減額が必要となり、昨季の主力や、有望な若手を手放さなければなりませんでした。藤山(引退)、西嶋(→徳島)、石川(→新潟)、藤田(→新潟)、吉弘(→愛媛)、GK佐藤(→北九州)と、主にDFラインが崩壊状態からのスタートとなりました。移籍により、河合(←横浜M)と山下(←C大阪)がCBを組み、なんとか体裁を整えた格好です。即戦力として期待していたチアゴ(←ペタロス)は調整遅れが誤算。元々中盤の底である河合がCBに入るというのは、ゲームの最初からジョーカーを使うようなもの。河合と山下に何かあれば、新人の櫛引が代役をしなければならない非常事態となります。SBは昨季の岩沼に加え、右サイドの本職日高(←鳥栖)を獲得。日高が負傷すると、練習生として参加していた西村(←アメリカ)を加えました。西村の体力が心配ですが、なんとか陣容が整った印象があります。ケガだけはしないで、シーズンを乗り切って欲しいところです。
 攻撃面では、中盤の底にブルーノ(←ポルトアレグレ)と芳賀が落ち着きそう。芳賀がバランサーをつとめ、ブルーノが積極的に動いてボールを展開していきたいですね。攻撃陣は、中央に宮澤、アンドレジ-ニョ(←遼寧足球倶楽部)が入ってバランスを取ることになりそう。左に高木純・岡本、右に砂川・古田・近藤という布陣が濃厚です。1TOPには内村が入りそうで、期待の三上がその座を狙っています。試合を重ねていく過程で、ディフェンスラインが構築されていけば、ブルーノを軸とした攻撃にも厚みが出てくるはず。そうすれば、コンサも第3集団を抜け出し、昇格争いに加われる第2集団での戦いができそうです。
 
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※戦力分布(予想)
第1集団  F東京、千葉、京都
第2集団  東京V、横浜F、栃木、湘南、徳島、熊本
第3集団  札幌、愛媛、草津鳥栖
第4集団  大分、水戸、
第5集団  富山、岐阜、岡山、北九州、鳥取
あしたはきょうよりもっといい日。