(小尾修 『肖像』 2002年)
★第4回 北海道現代具象展 (深川巡回展)
深川市アートホール東州館、2010年12月15日(水)-12月28日(火)
「北海道現代具象展」の名称変更と共に、この会のコンセプトを「現代中央(東京)で活躍している作家を招待し、実行委員(北海道在住)と同じ壁面に展示する」となって4年目を迎えました。今年度は、現在国内画壇の重鎮でもある葛西誠一先生と野田弘志先生の両氏をはじめ、小尾修(白日会)、山口実(行動)、山本雄三(独立)の3氏を招いて行われました。所属団体、油彩・水彩・日本画の枠を超えて出品されるのが嬉しいです。なお、このグループ展は、札幌市の時計台ギャラリーで開催された展覧会の巡回移動展です。
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
具象画(具体物、つまりモノとわかるものを描く)の分野では、ここに出てくる作家さんたちは、いわば現在のトップを走る存在なのかも知れません。本展で観た作品の中では、小尾修先生の『肖像』(画像の作品)が、いちばん印象的でした。モデルさんの視線が、鑑賞する自分に突き刺さるかのようでした。画像では、本物と雰囲気が違うのが残念です(やっぱり、PCの画像では、作品のよさは伝わりません)。鏡の向こうに、絵を描いている先生自身が映っています。(追記:小尾先生の作品画像を、より鮮明なものに差し替えました。2010年12月25日)
★深川市アートホール東州館HP
★「観るだけ美術部員」のブログ、「第4回 北海道現代具象展 (札幌会場展)」へのリンク
★「観るだけ美術部員」のブログ、「第4回 北海道現代具象展 (室蘭会場展)」へのリンク
↓いつも、こちらを1クリックしていただき、ありがとうございます。