★バプーオン(アンコール・トム4)(カンボジア・12)
現地語で「隠し子」という意味なんだそうです。3層からなるピラミッド型の寺院遺跡で、かつてはバイヨン寺院よりも高さがあったとされています。
東塔門から入場すると、長さが200mくらいにも及ぶ、円柱列に支えられた「空中参道」があります(画像の建築物)。高さが2mで、装飾された円柱が4列に並べられ、園上に敷石が乗り、東塔門から中央部までが掛け渡されています。この参道は、地上界と天界とを結ぶ虹の架け橋だとする説もあります。参道を渡って内部に進むと、中央のピラミッドの上にふたつの回廊で囲まれた祠堂が配置されています。アンコール・ワットと同様に、この祠堂はメール山(須弥山・しゅみせん)を表現しているとも言われています。
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