「観るだけ美術部」部長のブログ

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あしたはきょうより、きっといい日。

[企画展]★画家たちの七重奏(セプテット)展

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(佐藤進 『館』 1980年、道立旭川美術館所蔵)
 
★画家たちの七重奏(セプテット)展
 道立旭川美術館、2010年12月4日(土)-2011念4月17日(日)
 絵画はさまざまなイメージで私たちを魅了します。あるときは風景や事物など目に映るものをよりリアルに、あるいは内面の葛藤や空想、神秘など形の定まらないものを鮮やかに描き出します。二次元の平面状に繰り広げられるその世界は、生き生きとした線描や豊かな色彩、思いもよらない携帯や構成によって輝きが与えられ、無限の奥行きへと向かいます。そうしたイメージを紡ぎだすが形の創作には、自然の移ろいや事物をとらえる詩的感性、生の本質を凝視するような思索が深く関わっています。
 本展では、旭川を中心とする道北地方ゆかりの画家7人の作品によって、魅力あふれる多彩な絵画の世界を紹介します。厳冬の雪原に分け入り、生涯、雪景表現に情熱を燃やした朝倉力男。直線や滲みの表現で純粋抽象を追求した山口正城。生命の普遍的なイメージを叙情的な抽象画の世界として描いた難波田龍起。緻密な水彩表現により北国の自然を丹念に描いた佐藤進。精神性をたたえたモノクロームの絵画によって人間の存在意義を問い続けた因藤壽。富良野の丘陵風景に軽快な線描と明るく多彩な色彩をうたわせた小野州一.洗練された色調と柔らかな形態のハーモニーで空間の普遍性や内的世界を追求する神田一明。
 個性あふれる画家たちによるイメージの競演です。
 
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
 ぼくは、ここに出てきた作家さんのうち、難波田龍起画伯と、佐藤進画伯しか知りませんでした。そのうち、佐藤画伯は、北海道の風景を鮮やかに水彩画で表現してきた作家さんとして、好きな画家のひとりでもありました。徹底した野外制作と、独自の点描法により、みずみずしく臨場感あふれる作品を描いています。画中の建物は、旧日本軍の将校クラブだった「旧旭川偕行社」で、現在は旭川市彫刻美術館となっています。所蔵作品を集めて、視点や角度を変えて「企画展」と銘打ちました、という感じですが・・
 
★道立旭川美術館、「画家たちの七重奏(セプテット)展」HP
 
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