(大場冨生 『恋文』)
★大場冨生 木版画展
大丸札幌店、2010年12月1日(木)-12月7日(火)
トランペッターでもある大場氏の木版画作品は、油絵具で摺り上げるため、厚みのある柔らかな色彩が特徴です。本展では、音楽家をテーマに、ステンレスなどの鉄素材を使った彫刻作品を数多く生み出す藤井和久氏との二人展です。音という共通点で結ばれた、二人の作品が醸しだすシンフォニーを楽しめます。
※大場冨生 先生のお話
「版画を始めて20年くらいになります。最近は指名でデザインを手がけさせてもらうことも増えました。最初のころは、どこに向かって進んでいるか分からないような時もありました。でもとりあえず、進んでみようと思ってやってきました。結局、好きだったんですよ、作ることが(笑)。作品も何でも、作るときは、不特定多数の人に向けてではなく、自分のためだったり誰かのためだったり…焦点を絞って作っています。
ディスプレイを作るときもそうです。頼んでくださる方との関係を大切にして、自分の店だったら…と思いながら作っています。そうすると、満足感が違うんですよ。
ディスプレイを作るときもそうです。頼んでくださる方との関係を大切にして、自分の店だったら…と思いながら作っています。そうすると、満足感が違うんですよ。
色々出会ったり、見たり感じたりしていると、必ず何かかけらが自分の中に残っています。そういうものに、自分なりに味付けしながらやっていきたいですね。(大場冨生)」
★「観るだけ美術部員」のつぶやき
久しぶりに、ぼくの好きな温かい画風の作家さんです。載せた作品なども、どことなく物語のひとつの印象的なシーンのようですね。ノスタルジーを感じさせる素敵な作品、そして素敵な作家さんです。
★大丸札幌店、美術画廊HP
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