（一本の柱の上に建つ、ユニークな「一柱寺」の仏堂）
★一柱寺（ハノイ市）（ヴェトナム・６）
李朝の太宗（リー・タイ・トン）が１０４９年に創建した延祐寺境内の楼閣で、１本の柱の上に仏堂を乗せたユニークな形から、この名前で呼び親しまれています。太宗は蓮華の上で、子どもを抱いた観音菩薩の夢を見てから、間もなく子どもを授かったとか。太宗は夢の観音菩薩に感謝し、蓮の花に見立ててこの寺院を建立したと伝えられています。
仏堂は小さいのですが、ヴェトナムを代表する古刹であり、蓮池の中に浮かび立つ優雅な姿は、ハノイを代表する風景のひとつでもあります。
