「観るだけ美術部」部長のブログ

「観るだけ美術部」勝手に部長です。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してください。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

あしたはきょうより、きっといい日。

[コンサ]★J1第32節 ×浦和レッズ +熊谷銘菓 五家宝

 J1リーグの第32節は10月12日(水)アウェイ、埼玉スタジアムにて、浦和レッズと対戦します。前節でJ1残留を決めたかったのですが、アビスパ福岡にまさかの敗戦。コンサも必死に勝ち点を拾っていかなければならないと思います。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、熊谷銘菓「五家宝」を近所のスーパーで購入。しぶとく勝ち点を拾おうと思います!

(熊谷銘菓「五家寶」紅葉屋本店)

 「五家宝」は、埼玉県熊谷市の定番お土産です。おこし種を水飴などで固め棒状にした芯を、きなこに水飴などを混ぜた皮で巻き付け、さらにきなこを表面にまぶしたもの。太田南畝の随筆『奴凧』(1821年)に、安永6年(1777年)に日光参詣の途中で食べた「五荷棒」と比べ、今年(1820年)もらった秩父の「五かぼう」のほうが形が大きく、おこし米でできている、という記述もあることから、江戸時代には北関東の各地に同名異字の「五家宝」が存在しており、製法も時代や地方によって様ざまな「五家宝」があったようです。現在では、川越市の芋菓子、草加市草加せんべいと共に、埼玉の三大銘菓とされています。

www.momijiyahonten.com

(「五家宝」は、埼玉の三大銘菓だそうですよ)

 購入した紅葉屋「五家宝」に同封されていた栞には「中仙道は、日本橋を起点に、武州、上州、木曽路を経て草津追分までの六九駅、これを木曾街道とも言い、京都までの道のり一三五里二二丁を言うのでございます。中仙道の宿場町として賑わい、繁盛した熊谷宿に「熊谷に名物、五家宝あり」と言われる素朴なお菓子がございます。風味淡白栄養に富み、歯を当てればしんぎり軟らかな歯ざわり、重なり合ったあられ粒が細い糸を引いてくずれ、砂糖蜜が舌先で溶け合わさる味は、たとえようのないものでございます。いつのころから「五家宝の熊谷」とまで言われるほどにその味は多くの人を魅了したのでございます」とあります。

(「五家宝」に同封されている「栞」)

 「五家宝」の起源は、いろいろとありますが、水戸藩の銘菓「吉原殿中」をもとに改良したとする説が有力です。『熊谷市史』によれば、「吉原殿中」は、第9代水戸藩主、徳川斉昭(1800年-1860年)の侍女が干飯にきな粉をまぶした菓子を献上したところ、これを気に入り、侍女の名前から名づけられた菓子だといいます。それを文政年間(1818年-1829年)に、水戸出身の水役人が武蔵国の熊谷宿(のちの熊谷市)付近に移住して茶屋を開いた際、故郷の「吉原殿中」を改良して「五嘉棒」として販売したとも言いです。そのほかにも諸説があるそうですが、詳しいことはよくわかっていません。

熊谷市の銘菓であるので、その発祥も諸説が残っています)

www.bairindo.co.jp

f:id:mirudakeartclub:20220118221410p:plain

浦和レッズから、勝利をいただきます!)

 さあ、これで「熊谷名物 五家寶」もしっかりいただきましたので、北海道コンサドーレ札幌の残留も間違いなし! この試合で、粘って、残留を早く決めてほしい。気合を込めて、浦和レッズから「勝利をいただきます!」頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!

あしたはきょうよりもっといい日。